カテゴリー: ‘ニュース: 多チャンネルサービス’ のアーカイブ

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タブレットPCへの期待

多チャンネル事業者は、そのビデオサービスをスマートフォン、タブレットPCに対応させようとしている。AT&TはU-VerseのアプリケーションをiPhone向けに発表した。このアプリケーションは、iPhoneで録画予約等のDVRの管理を可能にするだけでなく、録画された番組をDVRからWiFiでダウンロードし、iPhoneで見ることを可能にする。ダウンロード出来る番組は、ネットワークの了解が得られた番組に限られ、現在の所、ABC/Disney、Discovery、PBS系の52個の番組がこれのサービスをサポートしている。サービスは無料だが、利用出来るのは、上位パッケージのU300に加入している世帯に限られる。

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Dishの「TV Everywhere」商標が保留になる

アメリカの特許と商標局はDish Networkが申請していた、「TV Everywhere」の商標を保留とした。TV EveryhwereはTime Warener社が多チャンネルネットワークのTV番組を、多チャンネル事業者経由のインターネット・サービスとして配信するコンセプトとして使っていたが、2009年9月にDish Networkがこれを商標登録した。Dish Networkは、「TV Everywhere」をSlingを使い、DVRに録画された番組をホームネットワーク、あるいはインターネットで配信するするサービスの名称に使っている。

特許と商標局は、Time Warner社がすでにこれに類似した「On Demand Everywhere」を同じ様なサービス目的の商標として登録しているとの理由でDishの商標を保留とした。

CableCARD: 1450万台導入

STBへのCASの内蔵が禁止されてから2年経ち、CableCARDの導入台数は1450万台を越えた。ケーブルTV事業者がレンタル提供しているCableCARD付きのSTBがこの内1410万台で、TiVoとのデバイス向けのCableCARDスタンドアロンでの出荷はは437,800台であった。この統計は、市場の約90%を構成している、トップ10事業者の数字である。

CAS内蔵が禁止になったのは、ケーブルTV事業者がサービスとハードウェア(STB)をバンドルすることを止めさせ、市販のSTBあるいはケーブルチューナー内蔵TVを普及させる為であった。しかし、これを実現するミドルウェアのtru2way(OCAP)の普及は進んでいない。昨年、Comcast、Time Warner Cable、Cox、Cablevision、Charter、Bright Houseの6事業者はtru2wayのサポートを約束した家電事業者と今年の7月1日までにその全部のヘッドエンドをtru2way対応にする事を約束した、しかし、この約束は実現されなかった。

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AT&T U-verse加入者が130万を超える

AT&Tは2009年第1四半期に284,000の加入者を加え、そのU-verseの加入世帯は3月末で132.9万になった。しかし、その固定電話分野は引き続き加入者を失い、AT&Tの2009年第1四半期の売上げは306億ドルで、前年同期比マイナス0.6%であった。AT&Tが再販している衛星TVへの加入者を加えると、そのビデオサービスへの加入世帯は350万に達している。AT&TはそのU-verse TVへの加入世帯の90%はU-verseインターネットにも加入している。AT&Tはまた、IPベースのU-verse Voiceと呼ばれる固定電話サービスも開始をしている。

AT&Tはまた、そのVoIPサービスのCallVantageを閉鎖した。CallVantageはVonage等に競合するサービスとして2004年3月に立ち上げられた。しかし、加入者は増えず、昨年夏から新規加入はストップしていた。Verizonも3月にそのVoiceWingのサービスを閉鎖している。信頼性、音質等の問題からVoIPサービスは期待されたような普及はしなかった。

Comcastの新VODアーキテクチャー

Comcastは新たなVOD配信のアーキテクチャーを検討している。同社はそのVODのタイトルを10万以上に増やす、「Project Infinity」を発表しているが、このアーキテクチャーはその実現化に必要となる。現在、Comcastはサービス地区に複数VODのサーバーセンターを設置している。例えば、フィラデルフィアだけで、13のVODセンターがあり、それぞれがほぼ同じ内容のビデオを蓄積している。このアーキテクチャーでは10万本のVODタイトルに対応する事は困難である。Comcastは新たに2つのスーパーセンターをウェスト・チェスター(ペンシルバニア)とデンバーに設置する。それぞれ、東側、西側の市場を担当し、また、お互いのバックアップを行う。ビデオは自動的に階層式に分散され、頻繁にアクセスされるビデオはヘッドエンド、あるいはハブのサーバーにキャッシュされる。基本的にインターネットでのコンテンツ配信ネットワークと同じ構成である。

このアーキテクチャーはまた、全国レベルでの広告の挿入も可能にする。Comcastが計画中の放送中の番組を録画し、放送中だけに再スタートを可能にする「Start Over」のサービスもこのスーパーセンターで行われる。現在、ComcastはMotorola、それにSeaChangeのVODサーバーを採用している。

Verizon: STBアプリでiPhoneモデルを採用

VerizonはFiOS TVのSTB上で走るアプリケーション(ウィジェット)の提供にWidget Bazaarと呼ばれるiPhoneのアプリのストアモデルを採用する事を発表した。Verizonは自社製のFacebook、Twitterへのアクセスを提供するアプリケーション等に加え、サードバーティーのアプリケーションもWidget Bazaarで提供する予定。Verizonは既存のケーブルTVには存在しない機能である事を強調している。

これに対して、ケーブルTV事業者の研究開発機関のCableLabsもケーブルTVのSTB向けのtru2way、それにEBIFのアプリケーションを提供するストアモデルを検討していると発表した。しかし、CableLabsは、1ベンダーだけのApple、あるいはVerizonとは異なり、複数のMSOをサポートする事は容易ではないと認めている。

FiOS TVとU-verseの加入世帯

2008年第4四半期にFiOS TVは303,000世帯を加え、190万世帯に達した。FiOS TVサービスがカバーする世帯は1270万に達し、Verizonの総世帯の約40%となった。Verizonは2010年に1800万世帯をカバーする事を目標にしている。Verizonの2008年第4四半期のコンシューマ向けブロードバンドとビデオ事業の売上げは12億ドルであった。別のニュースでVerizonはComcastの本社のあるフィラデルフィア市でFiOS TVのサービスを展開するフランチャイズ権を得た事を発表した。VerizonはComcastと同様に5%のフランチャイズ料を支払う。

AT&TのU-verseの第3四半期の新規加入世帯数は264,000で、2008年末の総加入世帯数は104.5万世帯に達した。U-verseのカバーする世帯は1700万に達している。AT&Tは2010年末にはカバー世帯を3000万にする予定であったが、2009年の投資額を減らしたことで、予定は2011年へと延期になった。

Verizonもサポートサービスに参入

AT&Tは8月にConnecTechと呼ばれる出張サポートサービスへの参入を発表したが(2008年9月号「AT&T: 家庭向けのテクニカルサービス」参照)、VerizonもExpert Careと呼ばれるサポートサービスを発表した。Expert CareはPCを含めた、ホームエレクトロニックス製品のサポートを行う。サービスは3種類ある。製品のプロテクション・サービスは月額$4.99から$19.99で製品の補償を提供し、故障時の修理、交換を行う。技術サービスは月額$14.99で、PCのウィルス感染の対応、ホームネットワークのトラブル等に遠距離診断と電話サポートで対応する。そして、出張サービスは1回、$99.99から$249.99の価格で、PCの修理、ホームシアターの設置等を行う。出張サービスは現在、Verizonのスタッフではなく、Circuit CityのFiredogとの契約で行われている。

EchoStarがTコマースを開始

The Compass 07年6月号からの記事

EchoStarはホームショッピングチャンネルのHSNと協力で,リモコン操作で製品の購入を可能にするHSN Shop by Remoteを開始する。HSN Shop by RemoteはITVベンダーのTandbergとの協力で開発されたアプリケーションで,利用者はリモコン操作で,製品のサイズ,色,数等を指定し,約 60秒で買い物をする事が出来る。EchoStarは電話回線を上りに使う。HSNはCablevisionのニューヨークシステムとTime Warner Cableのハワイシステムでサービスを行っているが,全米ベースではこれが始めてになる。HSNの競合のQVCも同様なTコマースのITVアプリケー ションを開発している。

ComcastのVODアクセスが30億を超える

The Compass2006年10月号からの記事

Comcastは2004年から開始したVODサービスの視聴が30億プログラムを超えたと発表した。2006年7月の1月間のOn Demand番組へのアクセスは1.8億で,新記録を立てた。音楽ビデオが最もポピュラーで,累積5.4億の視聴があった,2位は子供向け(3.3億), 3位は無料映画(1.8億),4位はスポーツと健康(7300万)であった。Comcastは月平均,7500の番組をOn Demandで提供し,その95%は無料で提供されている。Comcastはまた,VODで提供するHDプログラムを大きくと増やす計画を発表し,HDの VODの番組を毎月100時間に増やした。

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