2006年5月のアーカイブ
AT&Tのビデオ戦略
The Compass2006年5月号からの記事
同じ電話会社でもVerizonとAT&Tのビデオ参入の戦略は大きくと違う。Verizonは技術的にまだリスクのあるIPTV方式は避け,光 ファイバー上でQAMをオーバーレイする伝送方式を採用している。これにより,VerizonはMSOが採用している既存のヘッドエンド装置,STBを採 用し,リスクを低減している。Verizonはフランチャイズに関して批判をしており,州単位,あるは全米単位のフランチャイズ契約を求めているが,自治 体を無視するのでは無く,1つずつフランチャイズ契約を行い,サービスを提供している。これに対し,AT&TはIPTVを採用し,また,規制の書 き換えに期待し,ここの自治体とのフランチャイズ契約は行っていない。Verizonの方が手間がかかる戦略であるが,着実である。AT&Tはま だサービスを始めることが出来ていないのに対して,すでにVerizonは幾つかの地域でFiOS TVのサービスを開始している。