2008年11月のアーカイブ
アナログ停波の話題
FCCの提案を受け、NBC Universal、ION、Telemundo、それに非営利放送局の協会、Association of Public Television Stationsのメンバー局が中心となり、アナログ停波のテストを全米の主要な地域で行う。このASO(Analog Shut-Off)の最初のテストは10月28日の午後5:59から6:01まで行われた。これに続き、1分間の停波が12月2日にワシントンDCとロサンジェルスで行われ、2つの30分の停波が12月3日にハートフォード(コネチカット)で行われれる。その後、サンフランシスコ、フィラデルフィア等の地域でも同様のテストが実施される。多チャンネル放送での再送信の殆どはデジタル信号を受信をして行われているので、これらアナログ停波の影響はほぼ無く、ASOテストでTV番組が視聴出来なるのはアナログTVで、アナログ放送を直接受信している世帯である。ASOテストは本当の「アナログ停波」では無く、アナログ放送では「停波」の時間帯にはデジタル移行に対応方法に関するメッセージが放送される。
Comcastがデジタル完全移行を開始
Comcastはオレゴン州のセーラム市で、デジタルサービスへの完全移行を行う。Comcastはこれまでにも幾つかの地域でデジタル移行を行っているが、これらは完全なアナログ廃止ではなく、地上波再送信を含めた基礎的なチャンネルはアナログでも同時放送をしている。セーラム市ではComcastはDTA(Digital-to-Analog)ボックスを使い、アナログ放送を完全に無くす。セーラム市が選ばれた理由はデジタル加入世帯が75%と高い為である。Comcastは残り、25%の世帯に対して、デジタルサービスへの移行を進め、残った世帯にはDTAを使い、現在のアナログサービスと同等のチャンネルを提供する。
Verizonもサポートサービスに参入
AT&Tは8月にConnecTechと呼ばれる出張サポートサービスへの参入を発表したが(2008年9月号「AT&T: 家庭向けのテクニカルサービス」参照)、VerizonもExpert Careと呼ばれるサポートサービスを発表した。Expert CareはPCを含めた、ホームエレクトロニックス製品のサポートを行う。サービスは3種類ある。製品のプロテクション・サービスは月額$4.99から$19.99で製品の補償を提供し、故障時の修理、交換を行う。技術サービスは月額$14.99で、PCのウィルス感染の対応、ホームネットワークのトラブル等に遠距離診断と電話サポートで対応する。そして、出張サービスは1回、$99.99から$249.99の価格で、PCの修理、ホームシアターの設置等を行う。出張サービスは現在、Verizonのスタッフではなく、Circuit CityのFiredogとの契約で行われている。