FiOSは2009年には採算性ラインに達する
The Compass2006年10月号からの記事
VerizonはそのFTTPサービスのFiOSの加入者は2010年にはブロードバンドが700万世帯,TVが400万世帯に達し,2009年には採算 性ラインに達する事が出来ると発表した。この予想ではVerisonの2004年から2010年へのFiOSへの投資額は180億ドルになる。1世帯あた りへの投資額は減少している。Verizonは現在の世帯あたりのCapexはサービスを引くのに$873で,実際にサービスを提供するのに$933であ るが,2010年にはサービスを通過させるのが,$700,サービスを提供するコストが$650ドルに下げると発表している。VerizonはFiOSの 通過世帯は2006年末で600万世帯で,2010年末には1800万世帯に達し,その総加入世帯数の3300万の半数を超える。Verizonは現在の 加入者数は発表していないが,目標値に近いと発表している。目標値は2006年末でブロードバンドサービスが72.5万世帯,TVが17.5万世帯であ る。VerizonはFiOS TVの2007年の目的として,Tコマースを含む双方向サービスの充実を上げている。
ComcastのVODアクセスが30億を超える
The Compass2006年10月号からの記事
Comcastは2004年から開始したVODサービスの視聴が30億プログラムを超えたと発表した。2006年7月の1月間のOn Demand番組へのアクセスは1.8億で,新記録を立てた。音楽ビデオが最もポピュラーで,累積5.4億の視聴があった,2位は子供向け(3.3億), 3位は無料映画(1.8億),4位はスポーツと健康(7300万)であった。Comcastは月平均,7500の番組をOn Demandで提供し,その95%は無料で提供されている。Comcastはまた,VODで提供するHDプログラムを大きくと増やす計画を発表し,HDの VODの番組を毎月100時間に増やした。
AT&TがインターネットTVに参入
The Compass2006年10月号からの記事
AT&Tはこれまでモバイル向けにテレビコンテンツを提供してきたMobiTVと協力し,AT&T Broadband TVと呼ばれるインターネットTVのサービスを開始する。Broadband TVはAT&TのADSL利用者だけでなく,ブロードバンドサービスを使える人なら誰でもが加入出来る。MobiTVは現在,ケーブルTVネット ワークのBloomberg,Food Channel,History Channel,Oxygen,Wheather Channel等との契約がある,AT&Tは他のネットワークとも交渉中で,チャンネルは増えていくと発表している。値段は月,12.99ドル。 AT&Tはこれは3つのスクリーン(TV,PC,携帯)へのコンテンツ戦略の大きな第1ステップであると語っている。
ガス管ブロードバンド
The Compass2006年10月号からの記事
サンディエゴのNethercomm社はガス管を使ったブロードバンドアクセス技術を開発している。Broadband in Gas(BIG)はガス管内でUWB(Ultra Wideband)を使い通信を行う。ライセンス無しで使えるUBWには出力制限があるが,地下に埋められているガス管内では出力制限は無く,最大で6 Gbpsの速度を出すことが出来る。Nethercomm社はBIGは低コストで実現する事が可能で,世帯あたり200ドルでサービス提供が可能になると発表している。
DCASの動き
The Compass2006年9月号からの記事
ケーブルTV事業者を代表するNational Cable & Telecommunications AssociationはFCCに対して2007年7月から禁止になるSTBへのCAS内蔵を延期する事を正式に求めた。CAS(Conditional Access)のSTBへの内蔵の禁止は1996年の通信法にあるケーブルTV業界におけるサービスと端末の分離を可能にする方法として決められた物であ る。STBは標準規格の製品となり,ケーブルシステムにより異なるCAS部分はPCカードとして提供される。このPCカードはCableCARDとして開 発されているが,MSOはCableCARD対応のSTBは従来のSTBよりコストが高く,STBの小売価格,レンタル価格を高くする事になるとして準拠 を渋っている。NCTAはCableCARD機能をSTBに加えることで,STBの価格は今の値段より,72ドルから93ドル高くなり,これをレンタルで 提供する場合は月額で最低2,3ドルの値上げになると発表している。MSOは導入コストがCableCARDより安い,DCASと呼ばれるCASをヘッド エンドからSTBにダウンロード可能にする技術を開発しており,DCASベースのSTBが製造可能になる2009年まで,この規制を延期する事を求めてい る。
VerizonがマルチルームDVRのサービスを開始
The Compass2006年9月号からの記事
VerizonはMotorola社のQIPシリーズのSTBを使ったマルチルームDVRのサービスを開始した。QIPシリーズは同軸ケーブル上でIP通信を可能にするMoCAに対応し,ネットワーク化が出来る。MoCAはPHYレートで270 Mbps,MACで135 Mbpsの速度を出せる。MotorolaのデュアルチューナDVRのQIP 6416がサーバーに使われ,スタンダードSTBのQIP 2500,あるいはHDの6200を別室に置き,QIP 6416に録画した番組にアクセス出来る。QIP 6416はHD対応で,HD画質の録画が出来るが,ダウンコンバート機能は無いので,HDで録画した番組はQIP 2500では視聴出来ない。VerizonはHome Media DVRと呼ぶこのサービスを月額20ドルのオプションで提供する。QIP 2500のレンタルは1台あたり,月4ドルになる。
Adelphia買収の許可が下りる
The Compass2006年8月号からの記事
FCCはComcastとTime Warnerによる共同のAdelphia買収を許可した,ComcastとAdelphiaは176億ドルでAdelphiaを買収し,そのケーブルシ ステムを分け合う。Adelphiaの買収とその契約の一環であるComcastとTime Warner Cableのシステムの交換によりComcastの加入者数は2170万世帯から2300万世帯,TWCは1100万から1400万世帯に増える。TWC はAdelphiaの持つLA周辺のシステムを得ると共に,Comcastからも50万のシステムを得ることで,南カリフォルニア最大のMSOになる。 LA周辺におけるTWCのシェアは現在の15%から75%に増え,さらにLA市でのシェアは98%に達する。また,この契約の一環でTime WarnerはComcastが持つTWCの株21%を買い戻すことになる。ComcastはAT&Tブロードバンドを買収した事でTWCの株を 得ていた。
FCCはComcastとTime WarnerにAdelphia買収の許可を与える条件として,ComcastとTime Warnerに対してそれぞれの持つ地域スポーツネットワークの放送権を衛星TV事業者等の競合多チャンネル事業者にも提供し,独占提供をする事を禁じた。