最新調査レポート

The Compass 8月号出版

The Compassマンスリーレポートの8月号が出版されました。記事は、The Compassのウェブサイトにアップロードされています。

日本はビデオ利用では後進国?

The Nielsen Companyは、世界各国におけるTV/ビデオの視聴傾向を分析した白書を発表した。これによると、日本は、

  • 平均を100とした家庭でのTV利用値は84で、世界46位。(トップは香港で109点)
  • 平均を100としたHDTVの保有値は50で、世界52位。(トップはオーストラリアで190点)
  • 平均を100としたオンラインビデオの視聴値は46で、世界48位。(トップは中国で126点)
  • 平均を100とした職場でのオンラインビデオの視聴値は46で、世界48位。(トップは中国で151点)
  • 平均を100としたモバイルビデオの視聴値は82点で、世界20位。(トップはフィリピンで182点)
  • 平均を100としたタブレットPCの保有に対する関心の値は55点で、世界44位。(トップはパキスタンで209点)
  • 平均を100とした3DTVのの保有に対する関心の値は17点で、世界55位。(トップはサウジアラビアで233点)

この白書は、Nielsenからダウンロード可能

TiVoのケーブルTV市場戦略

ケーブルTV事業者のRCNは、ニューヨーク、ワシントンDCに続き、ボストンでもTiVoのデジタルケーブル対応のDVRの提供を開始した。今後RCN は、シカゴ、フィラデルフィア、ペンシルバニアのシステムでもTiVoのDVRを提供していく。RCNは競合通信事業者として、スタートした事業者で、光 ファイバーを豊富に使った高速のネットワークを売り物にしており、TiVoの持つ、TVにインターネットビデオを加える機能を生かす事が出来る。また、第 8位のケーブルTV事業者で、150万世帯の加入者を持つSuddenlinkも第4四半期から、TiVoのPremiere DVRを提供する事を発表した。

続きはThe Compassのサイトでお読み下さい。

2014年のTVの80%は3Dになる

調査会社のPark Associatesの発表したレポートによると、3DTVへの関心は高く、アメリカの世帯の13%は3DTVを知っており、その半数近くは3Dコンテンツを買うと答えている。3Dコンテンツに関しては、映画がトップで、2位はTV番組となっている。同社は、2014年には、アメリカで販売されるTVの80%は3D対応TVになると予想している。

ホットなシリコン・チューナ市場

ICベンダーはチューナに必要な回路を半導体で実現したシリコン・チューナーの市場を狙い、競争を始めている。調査会社のIn-stat社は、シリコン・チューナーの市場は2014年で5億ドル市場になると予想をしている(世界のシリコンテレビチューナー市場調査)。NXP社が現在、トップベンダーであり、その他Microtune、Maxlinear、Trident、Braodcom、STMicroelectronics、TI等多くのベンダーが市場に参入をしている。

モバイル放送は成功出来るか

DRIテレコムウォッチャー from USA (ブロードキャスティングレビューシリーズ No.74)

調査会社のJuniper Research社は、 モバイルTVの世界市場は2009年の32億ドル規模から、2015年には70億ドルに達するとの予想を発表した。モバイル放送を立ち上げようとしている アメリカの放送局にとって、良い予想のようだが、Juniper Research社は現在のモバイルTVの市場のほとんどは、モバイルデータ通信回線を使ったストリーミングであり、専用帯域を使ったモバイル放送の視聴 者はわずかだと報告している。このトレンドは、今後も続き、モバイルTVの主体はストリーミングのままで進むと予測している。

続きはデータリソースのウェブサイトでお読み下さい。

FCCがブロードバンド普及状態の報告を発表

1996年通信法により、FCCには毎年、ブロードバンドの普及状況を報告する事になっている。去年までの5回の報告では、ブロードバンドの普及は順調に進んでいることになっていた。しかし、過去のFCCのブロードバンド普及報告は、通信事業者のマーケティングの数字を鵜呑みにした物だと批判があった。これまでの報告書では、ブロードバンドとは、ダイアルアップ以外の物であり、200 Kbpsでもブロードバンドであった。また、アベイラビリティーにしても、特定の郵便番号に一世帯でもブロードバンドを受ける事が出来れば、その郵便番号の全世帯がブロードバンドを受けられる環境にあるとして計算していた。ジェネコウスキーが委員長になっての最初のブロードバンド普及報告では、調査方法はより現実的な物に変わった。この結果、報告書は、米国の成人中の8000万人は家庭でブロードバンドに加入していなく、1400万~2400万人はブロードバンドが提供されていない地域にいると報告している。また、速度も考慮し、HD画質のビデオを見ることが出来るレベルのサービスを受けているのは2%程度だと報告している。公益団体のFree Press、Media Access Project、この最新の報告書を褒め称えているが、通信事業者のVerizon、AT&T等は、これまでの調査の手法、結果を無視した物だとして、批判をしている。このレポートは、 http://hraunfoss.fcc.gov/edocs_public/attachmatch/FCC-10-129A1.doc より、ダウンロード可能。

Dishの「TV Everywhere」商標が保留になる

アメリカの特許と商標局はDish Networkが申請していた、「TV Everywhere」の商標を保留とした。TV EveryhwereはTime Warener社が多チャンネルネットワークのTV番組を、多チャンネル事業者経由のインターネット・サービスとして配信するコンセプトとして使っていたが、2009年9月にDish Networkがこれを商標登録した。Dish Networkは、「TV Everywhere」をSlingを使い、DVRに録画された番組をホームネットワーク、あるいはインターネットで配信するするサービスの名称に使っている。

特許と商標局は、Time Warner社がすでにこれに類似した「On Demand Everywhere」を同じ様なサービス目的の商標として登録しているとの理由でDishの商標を保留とした。

減少が続くインターネットビデオ視聴

インターネットビデオの視聴が減少し始めた事を2010年5月号で記事にしたが、この動きは一時的な物では無く、その後も続いている。

ComScoreが発表している月間のインターネットビデオのストリーム本数では2009年の332.4億本をピークに減少をしており、2010年4月では303.2億本に減っている。ユニーク視聴者数は1.7億から1.8億の間で、減少はしていないが、増えてもいない。

続きはThe Compassのウェブサイトでお読み下さい。

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