AT&TがBellSouthの買収を発表

The Compass2006年3月号からの記事

 SBCがAT&T買収して誕生した「新」 AT&Tは南部のベル系地域電話会社のBellSouthを670億ドルで購入する計画を発表した。AT&Tの目的に関して色々な説が出 ていが,当然,これだけの買い物を1つの目的でする事は無く,複数の理由があり,どの説も正しいのであろう。この買収で,AT&Tの固定回線の加 入者数が増えることは大きなインパクトである。しかし,固定回線自体は成長性の高い分野ではなく,これだけでは670億ドルの価値は無いであろう。固定回 線の加入者が増えることで,ADSLの加入者も増え,ブロードバンド市場へのインパクトもある。AT&TはComcastを抜き,トップブロード バンドベンダーになる。だが,AT&T,BellSouthの既存回線ではビデオに対応出来るようなブロードバンドは不可能であり,光ファイバー ネットワークの敷設が必要である。AT&Tの買収以前からSBCの光ファイバー計画は遅れが見え,AT&T買収でこの遅れはさらに出てく る。これにBellSouthの買収が加われば,より遅れが出る可能性が高い。ブロードバンド化にはこの買収は,短期的にはマイナス要因かも知れない。

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IPTVパイオニアのKingstonが閉鎖

The Compass2006年3月号からの記事

英国でのADLSを使ったIPTVのパイオニアとして著名なKingston Interactive Television(KIT)が4月3日で姿を消す。KITは英国のHull市で2000年から提供されてきたサービスで,一時は英国唯一の双方向サー ビスであった。その双方向機能を使い,BBCがITVドラマのThunder Roadを放映したりし,話題になっていた。しかし,加入者数はいったん1万世帯に達した物の,持続することが出来きず,現在ではたったの4000世帯に 減っていた。ブロードバンドTVのサービスへの参入の意志を明らかにしているBSkyBがKITの購入を交渉している。

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NCTAとCEAの意見の相違

The Compass2006年2月号からの記事

MSOを代表するNational Cable Telecommunications Association(NCTA)はFCCに対するOpenCableに関する報告で,MSOは双方向対応のDCR(Digital Cable Ready)製品とソフトウェアベースのCASに関して話し合いを続けていると報告した。これに対して家電ベンダーを代表するConsumer Electronics Association(CEA)は話し合いはあるが,MSOのソルーションには合意していないと報告している。FCCはケーブル業界の解放策の1つとし て,デジタルSTBのナビゲーションとCASを分離し,STB内蔵のTVを家電ルートで販売可能にしようとしている。現在,単方向のDCR製品は市場に出 ているが,双方向対応のDCRはまだである。また,ケーブル事業者はCASを切り離す方法として,現在のカード型ではなく,ダウンロード可能なソフトウェ アCASの開発をしている。これらの動きに対してFCCはNCTAとCEAに対して個別に報告をする事を求めている。その11月30日の報告でNCTAは CEAとの協力は進んでいると述べたのに対して,CEAはMSOの開発している双方向DCR製品はこれを求める法律,規制の真意を満たす物ではないと批判 した。CEAはMSOのソルーションは現在MSOがSTBをレンタルして状況をを今後も続ける事が最大の目的であり,DCRは必要以上に機能を限定させて いる,非競合的な規格だと報告している。さらに,CEA,Dell,Hewlett-Packard,ATI,SonyはFCCに対して,別途,DCAS はPCとの互換性が無く,ケーブル業界はPCをケーブルサービスに対応させることに無関心だと言う批判書を提出した。これに対してNCTAは,ケーブル TVサービスを受信するデバイスとしてPCを差別していることは無く,すでにMicrosoftの Windows Media DRMを採用したPCでケーブルサービスを受信出来るOpenCable Unidirectional Receiverの規格を作っていると反論している。

TiVoとAkimboに競合するAeon

The Compass2006年2月号からの記事

米国のDVRは多チャンネル事業者が提供する物が殆どで,家電製品として販売されているのはTiVoが殆どである。TiVoはインターネットからのビデオ ダウンロードを試し始めているが,まだ本格的ではない。インターネットを使ったビデオサービスとしてはAkimboがあり,同社はそのサービス専用の Akimbo Playerを提供している。AkimboもHDDを内蔵しているが,Akimboで提供されているコンテンツしか録画出来なく,DVRとしては使えな い。1台のデバイスでTiVo同様にEPGを持ち,TV放送の録画が出来,さらにAkimboの様にコンテンツをインターネットでVOD出来る製品として Aeonが登場した。AeonはハードウェアとしてSTB型のDV-220SH,それにDVDレコーダーを追加したDV-280SH,それにその機能を LCD TVに内蔵させた32インチと42インチTVを提供する。Aeonは無料のEPGとDVR機能,インターネットベースのVOD,無線LANでのPCへのア クセス等の機能を持ち,春から販売が開始する。インターネットで提供する有料コンテンツとしてはNBC Universalが契約し,その映画,TV番組の提供を行う。

DirecTVとEchoStarがブロードバンドで協力

The Compass2006年2月号からの記事

DBS市場で競合のDirecTVとEchoStarは共同で無線ブロードバンドサービスの設立に協力する。ケーブルがデジタル化し,さらに電話事業者が ビデオサービスに参入してくる中,DBS事業者の最大の弱点は双方向性が無く,VODの様な双方向のビデオサービスだけでなく,トリプルプレーの提供も出 来ない。詳細は不明であるが,DirecTVとEchoStarの2社はIntel,アンテナサイト事業者のCrown Castle,あるいはSBA Communications,既存の無線ブロードバンド事業者等をパートナーにWiMAXのネットワークを構築するものと思われる。

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CableCARDとDCAS

The Compass2006年1月号からの記事

CableCARDの目的はシンプルな物である。1996年通信法にあるケーブルTV`事業におけるサービスとCPE(STB)の分離を行うためには互換 性の無い部分であるコンディショナルアクセス(CAあるいはCAS)の機能をPCカードとして切り離し,互換性のあるチューナ部分を作ることである。も し,これが10年前であれば簡単に行われたであろう。しかし,ケーブルTVが単純な放送の伝送では無くなっている現在,CASをSTB(他のケーブルTV チューナを持つ製品)から分離する事はシンプルでは無くなっている。

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