2月14日でYouTubeは二十歳になった。TubeはCathode-ray Tubeのことで、Boob Tube(Boobはバカ者)がテレビの俗称であるようにテレビを意味している。しかし、テレビネットワークはYouTubeにTV番組が配信されることを大きな問題とし、YouTubeを敵視していた。しかし、TV番組のクリップがYouTubeに投稿され、バズれば視聴者は増え、プロモーション価値がある。これが理解されるると、TVネットワークはYouTubeでチャンネルを持ち、公式に番組のクリップを配信するだけでなく、一部の番組はフルにYouTubeで配信されるようになった。
ATSC 3.0への移行
NABはFCCに対して現行のATSC 1.0から3.0への移行の規制作りを求めた。NABの計画では2028年2月末に、全部で210ある放送地域中のトップ55地域の放送局はATSC 3.0への移行を完了させる。そして、期限までに移行出来ない55地域の小規模局、非営利局、それに残りの155地域の放送局は2030年2月末までに次世代規格への移行をする。最初の移行までは3年しか無いが、NABはATSC 3.0への移行はテレビ局の生き残りのためには不可欠だと訴えている。
Amazon Channelsの効果
Apple TV+は昨年10月からAmazon Channelでも加入することが可能になった。Antenna社によるとAmazon ChannelsからのApple TV+へ加入者した人は10月は14%、11月は21%、12月は25%と増え、合計で150万人の加入があった。10月からの3ヶ月間の加入数は約900万人で、Amazon Channelsはその20%に貢献している。Amazon Channelsからの加入者が増えても、直接加入(iTunesでの加入)が減っているのではAmazon Channelsを使う価値は無い。しかし、Antennaの統計ではApple TV+への直接加入者数は前年同期とほぼ同じであり、カニバリズムは起きていない。
ビッグテックへの信頼度
Meta、Google等のビッグテックに対する信頼度は民主党支持者と共和党支持者では違っている。民主党支持者は大都市に多く、ビッグテックに対する信頼度は高い。逆にルーラルな地域に住む共和党支持者は大都市のテクノロジー会社を信じない傾向があり、トランプはそれを利用し、ビッグ・テックと対立するこ
2月のストリーミング視聴は43.5%
2月のテレビ利用時間(ゲームを含む)に占めるストリーミングサービスのシェアは12月の43.3%を抜き、過去最大の43.5%に達した。2月のストリーミング視聴が増えたのにはTubiによるスーパーボウルのストリーミングが大きな貢献をしており、Tubiのシェアは先月の1.7%から2%に増えた。Ni