10月に音楽関係の著作権管理を行っているRIAA(Recording Industry Association of America)は、ソースコードのホスティングをしているGitHub(2018年にMicrosoftが買収)に対して、YouTube-dlとその派生プログラムの削除(テイクダウン)を求めた。YouTube等のサイトからコンテンツのダウンロードを可能にするYouTube-dl等はDRMを回避しており、著作権法のセクション1201に触れていると言うのがRIAAの言い分である。これに対して、Electronic Frontier Foundationの弁護団はYouTube-dl等はYouTube等のコンテンツの技術的な保護は回避していないと判断し、11月にGitHubはこれらソフトウェアの公開を再開した。この騒動は1984年のベータマックス裁判を思い出させる。
この記事へのアクセスにはThe Compassの購読が必要です。購読者の方はログインしてください。The Compassの詳細、購読方法に関してはこちらのページをご覧下さい。