Broadbandの定義速度が変わる

FCCはブロードバンドを定義する速度を下流4 Mbps、上流3Mbpsから下流25 Mbps、上流3 Mbpsに改めた。4Kビデオの配信には25 Mbpsが必要だが、いなかの地域に住む53%の人々はまだ25 Mbpsのサービスを受ける事が出来ない状態である。ブロードバンドを25 Mbps以上とする事で、目標が高くなり、ブロードバンド普及の促進になるとの意見もある。しかし、FCC委員会での投票は3対2で、共和党系の委員は定義変更に反対した。共和党のO’Rielly委員は4Kのビデオ配信には25 Mbpsが必要であっても、4Kテレビはまだ一般的にはなっていなく、それをブロードバンドの基本的な定義にする事は間違っていると語っている。

Verizon、AT&T、Comcast等のブロードバンド事業者もこの定義変更には反対をした。ブロードバンド事業者はそのウェブサイトではスマートフォンでも15 Mbpsから40 Mbpsのブロードバンドが必要であると宣伝をしている。FCCがブロードバンドの定義を25 Mbpsにした事を宣伝に使えば、より高速(高価)なパッケージに変更する消費者も多いはずで、大きな問題は無いように見える。

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