2017年1月16日はNetflixのストリーミングサービスの10周年であった。10年前にNetflixはサブスクリプションベースの郵便DVDレンタルサービスの一部としてストリーミングを開始した。ベーシックなサービスへの加入者は月に6時間のビデオを無料でストリーミングする事が出来た。サービスは「Watch Now」と呼ばれていたが、再生開始までに早くても30秒はかかり、すぐに見始める事は出来なく、視聴可能なタイトルも1,000本程度でしかなかった。
CEOのReed Hastingも最初はストリーミングを大きな話題にする事は避け、「DVDは長い間、重要な市場であり続ける」と語っていた。しかし、2016年第4四半期でのNetflixのアメリカに於けるストリーミングサービスへの加入者数は4943万人に達した。1加入者を1世帯とすると40%の世帯普及率、10年間でそのストリーミングサービスをゼロから全世帯の40%に普及させた事になる。
この記事へのアクセスにはThe Compassの購読が必要です。購読者の方はログインしてください。The Compassの詳細、購読方法に関してはこちらのページをご覧下さい。