Nielsenから7月の放送視聴時間が50%を割ったとの報告があったが、Nielsenのデータは放送を媒体ではなく、サービスとして見ている。例えば、vMVPDでの視聴はストリーミングでなく、チャンネルにより、地上波、あるいは多チャンネルの視聴に含まれている。また、多チャンネルサービス事業のSTBでのストリーミング視聴はストリーミングではなく、その他に含まれているので、テレビ視聴媒体としてストリーミングがどの程度になっているのかは分からない。Inscapeの「Inscape Input Viewing Trends: Q2 2023」によるとテレビ所有世帯におけるストリーミングでの視聴は54%で半数を超えており、多チャンネルが37%、ゲーム機が5%で、地上波の直接受信は4%で最下位になっている。
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