AVODとSVODは競合しない

AVODサービスの利用が大きくと増えている。FoxのTubiの利用者は3300万人、ComcastのXumoは2400万人、ViacomCBSのPluto TVは2650万人と発表されている。Roku Channelの利用者は4300万人で、視聴出来るプラットフォームはRokuだけでなく、9月にはiOSとAndroidのアプリが加わり、10月にはFire TVでも利用可能になった。これにより利用者はさらに増えているであろう。Ampere Analysisによると2020年Q3では17%のインターネット・ユーザが月に1回以上AVODサービスを利用していた。前年のQ3では13%であった。AVODのライブラリーも豊富になっており、OTTビデオサービスのライブラリー時間では、トップ5中の3つはAVOD サービスである。Foxが買収しているTubiの合計ライブラリー時間はNetflixよりも多く、Amazon Prime Videoに続く2位になっている。AVOD利用が増えることで、SVODサービスの利用が減っていくとの予想もあるが、Ampere Analysisの調査ではSVODとAVODでは利用層が異なっている。

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