ComcastとCharterは4月にコネクテッドTVを開発するジョイントベンチャーを立ち上げ、10月にその社名をXumoとした。このJVはケーブルTV事業者の今後に重要な影響を与える。ケーブルTV事業者は加入者を失ってきたが、ブロードバンド加入者が増えてきた事、それにVOD、電話、セキュリティー等のサービスの追加により売上を増やしてきた。しかし、固定電話への加入者は減り始め、セキュリティーサービスへの加入者も頭打ちになり、VODもNetflix等の競合で利用は減っている。それでも、ブロードバンド加入者が増えることで売上は増えてきた。OTTビデオの普及により新規加入者が増え、さらに高速なサービスの需要が増えることでネットワークの高速化が遅れていた電話事業者のシェアを奪ってきた。ブロードバンド市場におけるケーブルTV事業者のシェアは2012年では57.5%であったのが、2021年には69.8%になっている。
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