National Cable Telecommunications Association(NCTA)の第1回目のInternet and Television Expo(INTX)が5月5日から7日まで開催された。NCTAの展示会のThe Cable Showは昨年で終了になり、今年からINTXとリブランドされた。The Cable Showの来場者数は2013年の13,000人から2014年は10,000人以下に減っていた。最も活気があったのは1980年代で、来場者は30,000人に達した事もあった。
名称はインターネットとテレビとなったが、展示会の内容はこれまでのThe Cable Showと変りなく、Netflix、Amazon、Google、Apple、Hulu、Sling TV等のOTT事業者の展示は無かった。コンファレンスにはSling TV、Hulu、AT&T、DirecTV等の関係者が参加したが、キーノートはケーブルTV関係者であった。NCTAのPowell会長は、ケーブルTVからの脱皮を唱えているが、NCTAはケーブルTVの事業者のロビー団体であり、その展示会が急速に変わることは難しいようだ。来場者数の発表は無いが、参加した人の報告では、来場者は昨年より減っていたとの事であった。
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