Peacock: Comcast加入者への無料版も終了
Peacockには無料版、広告付き有料版、それに広告無し無料版があり、先々月に無料版が廃止になった。これ以外にComcastのケーブルTV加入者とストリーミングプレーヤーのFlex利用者に対しては広告付き有料版を無料で提供していたが、これも6月で廃止になり、割引での提供に変わる。割引額は発表
アメリカには210の放送地域があり、その内の62地域でATSC 3.0による放送が開始されておリ、人口の50%以上をカバーしている。CTAの発表では2022年には320万台のATSC 3.0対応のTVセットが出荷になり、全体の8%を占めている。CTAはATSC 3.0対応のTVセットの出荷は2023年には500万台になり、2025年には全体の50%はATSC 3.0対応になると予測している。
しかし、CESではATSC 3.0は大きな話題ではなかった。ASTCのブースには特に新しい話題はなく、2020年からATSC 3.0対応のセットを出荷し始めているLG、Samsung、Sonyの3社のブースにもATSC 3.0のアピールはなかった。唯一、2022年に出荷開始したHisenseのブースで「フィーチャー技術」としてNEXTGEN TVが掲げられていただけであった。また、これら4ベンダー以外からの製品発表もなかった。
先月号でAmazon Prime VideoによるNFLのThursday Night Football(TNF)の視聴者数に関するNielsenのデータを記事にしたが、Amazonからより詳細な発表があった。Amazonが測定では、平均視聴者数はNielsenにより958万人より多い1130万人で、Nielsen発表のピーク視聴者数と同じ数値であった。配信事業者は実際の視聴者数を把握しているが、その数値では広告取引は出来ず、サードパーティの統計が必要であり、AmazonもカレンシーにはNielsenを使っている。