帯域利用の見直し

下院議会の通信小委員会は、Radio Spectrum Inventory ActとThe Spectrum Relocation Improvement Actと呼ばれる、2つの帯域利用の効率を見直す法案を議会に提出する事を認めた。前者は、FCCとNITA(FCCは民間利用、NITAは政府の帯域利用を管轄とする)に対して、現在いかに、どの程度の帯域が利用されているかの調査を行い、そのデータベース作りを命じる。そして、FCC、NTIAは2年以内にいかに効率良く帯域を使うかの提案を議会で報告する。後者は、NTIAに対して、政府の帯域利用を見直し、空いた帯域を民間へ提供する事が可能かを検討する事を命じる物。

iPadへの大きな期待

AppleのiPadは発表のかなり前から大きな話題になっていた。製品は発表されたが、発売は3月であり、果たしてその大きな期待にかなう物かは明瞭ではない。Appleの製品に対しての大きな期待はいつもの事であるが、iPadに対しては特に大きな期待がある。これは、製品としてのiPad\以上に、Appleがコンテンツ販売で新しいビジネスモデルを見つける事への期待である。

FCC: 暗号化規制の免除

FCCはCablevision社に対して、そのニューヨークのシステム(ブロンクスとブルックリン)に於いて、ベーシックチャンネルを含めた、全チャンネルを暗号化する事を許可した。規則では、ベーシックチャンネル(地上波再送信)を暗号化する事は禁じられているが、Cablevisionはそのニューヨー