ComcastとCharterは4月にコネクテッドTVを開発するジョイントベンチャーを立ち上げ、10月にその社名をXumoとした。このJVはケーブルTV事業者の今後に重要な影響を与える。ケーブルTV事業者は加入者を失ってきたが、ブロードバンド加入者が増えてきた事、それにVOD、電話、セキュリティー等のサービスの追加により売上を増やしてきた。しかし、固定電話への加入者は減り始め、セキュリティーサービスへの加入者も頭打ちになり、VODもNetflix等の競合で利用は減っている。それでも、ブロードバンド加入者が増えることで売上は増えてきた。OTTビデオの普及により新規加入者が増え、さらに高速なサービスの需要が増えることでネットワークの高速化が遅れていた電話事業者のシェアを奪ってきた。ブロードバンド市場におけるケーブルTV事業者のシェアは2012年では57.5%であったのが、2021年には69.8%になっている。
活字媒体の利用者
新聞、雑誌等の活字媒体の読者は大きくと減っている。Attestが1000人を対象に行なった調査によると新聞を紙面で週に1回以上、読んでいる人は32.1%に減っており、38.4%は紙面では全く読んでいない。雑誌は週に1回以上は読んでいる人は29.7%、全く読んでいない人は31.5%となっている
ブロードバンド使用量は0.5テラ
OpenVaultによると2022年Q3に月平均ブロードバンド使用量は前年同期から13.9%増えた495.5 ギガバイトに達した。また、回線速度が1 Gbps以上のサービスに加入しているユーザは前年同期から35%増え、15.4%を占めるようになった。54.8%は200~400 Mbpsのプラ
広告市場は5ヶ月連続でマイナス成長
Standard Media Indexによると、10月のアメリカの広告市場は前年同期からマイナス3.2%となり、5ヶ月間連続のマイナス成長となった。 Standard Media Index
iSpot.tvがTVisionに投資
カメラを使った視聴の質に関するデータを提供しているTVisionが新たに$1600万ドルの投資を得、現在までの投資総額は$5800万になった。今回の投資の主導はNielsenに対抗する視聴調査を行っているiSpot.tvで、同社の創立者で、CEOのショーン・ミューラーがTVisionの取締役