ESPN FlagshipはESPN+を含む

Disneyは来年にESPNチャンネルのDirect-to Consumer版のESPN Flagshipの提供を開始する。価格はまだ発表されていないが、サービスには既存のESPN+が含まれることが明らかになった。Disneyは2018年にESPNの放送には含まれない試合を配信するESPN+

DisneyとDirecTVが再送信契約に合意

DisneyとDirecTVは新たな再送信契約に同意し、9月1日に始まったブラックアウトは13日間で終了した。ブラックアウトの間、DirecTVの加入者はDisneyのESPN、Disney Channel等の多チャンネル向けチャンネル、それにDisney所有局があるニューヨーク、ロサンゼルス等の地域ではABC局の放送も見ることが出来なかった。

再送信契約は更新金額が争いの中心だが、今回の争いはDirecTVがDisneyに対して、加入者がチャンネルをアラカルトで選べるようにアンバンドルすることを求めていたことが大きなポイントであった。ネットワークはチャンネルをバンドルし、再送信契約をする。Disneyであれば、ドル箱であるESPN無しでその他のDisney系のチャンネルを契約することを不可能している。ESPN無しの契約は出来なく、逆にESPNだけの契約も出来ない。多チャンネル事業者は視聴が少ないチャンネルも契約する必要があり、これがサービス料の高騰、さらにはコードカッティングを招いている。

DirecTVとDishが合併

DirecTVが競合の衛星放送事業者のDish Networkを買収する予定を発表した。2社の合併話は何度も出ており、EchoStar会長のチャーリー・エルゲンは2社が一緒になるのは「避けられない」と言い続けてきた。2002年に2社が合併をしようとした際は独占禁止法を理由に阻止された。しかし、コードカッティングにより状況は大きくと変わっている。