SamsungがFASTに注力

SamsungはそのスマートTVとモバイル端末向けにFASTのSamsung TV Plusを2015年に開始した。現在、24カ国で提供されており、世界合計で1600のチャンネルがある(アメリカでは220チャンネル)。Samsung TV Plusの視聴はこの1年で倍増し、世界で約30億時間

TiVo OSの搭載の最初のTV

TiVoのスマートTV向けOSを搭載する最初のTVベンダーは欧州のVestelになり、製品は2023年に出荷が始まる。TiVoはTVメーカー、それにブロードバンド事業者向けのソリューションに力を入れており、最近、ノルウェイのVewd社を買収した。スマートTVにRoku、Fire TV等を搭載

DisneyとNetflixの広告パートナー

Disney、Netflix共に広告付きSVODサービスを開始するが、スタートラインは全く異なる。Disneyは当然だが、放送広告をよく理解しており、さらに広告付きSVODではパイオニアであり、CTV広告収入ではトップのHuluをもっている。アドテックにも積極的で、2021年にはプログラマティック広告販売プラットフォームのDisney Real-Time Ad Exchange(DRAX)を設立している。Disneyの今年のUpfrontでの契約額はこれまで最高の$90億に達し、その40%はHulu、ABC.com等のストリーミング・サービス向けの広告契約であったと発表されている。

XperiのVewd買収

TiVoの親会社のXperiがスマートTV向けOSを開発しているノルウェーのVewdを$1.09億で買収した。Vewdは元はOperaの一部で、2017年まではOpera TVと呼ばれていた。VewdのTV OSは主に欧州で採用されており、JVC、Hitachi、Telefunken等のブランドで1500万台の設置ベースがある。また、そのスマートTV向けブラウザー等のCTV向けソフトウェアは4.5億台のコネクテッドTV製品に搭載されている。