Disney+の広告は1時間4分

広告付きDisney+の広告量は1時間で4分になる。これはHBO Maxと同等で、Peacock(5分)より少なく、同じDisney系のHuluの半分程度になる。DisneyはDisney+視聴者は映画視聴が多く、4分程度が適切な量と判断したと説明した。広告料金は$50から$60 CMPで、

Netflixが加入者を失う

Netflixの加入者が減少をした。アジア・パシフィックでは109万人の増加があったが、それ以外の全地域で加入者を失い、合計で20万人の減少があった。減少が最も多かったのはアメリカ/カナダ地域で、64万人を失っている。

コンテンツ事業者のDTC化により、メージャーなSVODサービスが増え、チャーン(解約率)が増えていることが話題になっている。Antennaによると、2021年12月で最もチャーンが多かったサービスはApple TV+で10.4%のチャーンがあり、2位はPeacockで8.4%であった。Netflixの2.2%と低かったが、今年に入り、解約率が増えた。

多すぎるSVODサービスの問題

メージャーなSVODサービスの数が増えたことでチャーンが増加し、問題になっているが、サービスが増えることは消費者にとっても問題がある。Hub Entertainment Researchによると、利用しているビデオサービス(多チャンネル、SVOD、AVOD等)の数は2018年の3個から2021年では2倍近い5.7個に増えている。調査会社のInterpretが9000人に対して行った調査では20%が「加入しているSVODサービスの数が多すぎる」と答えている。

FASTの広告規模

Pluto TV、Xumo等のストリーミングでのリニア配信サービスのFAST(Free Ad Supported TV)が普及し始め、AVODサービスのTubi、Roku Channel等もFASTを加えている他、NBCUniversalのPeacockにもFASTが含まれている。FASTの広告規模はどの程度であろうか。