GoogleのMedia CDN

Googleはビデオ・コンテンツ向けのCDNの提供を開始した。Media CDNは200カ国、1300都市にポイントを持つ、YouTube向けに作られたインフラストラクチャであり、コンテンツのキャッシュ機能だけでなく、リアルタイムでの視聴データの提供、ダイナミックな広告挿入、AIベースのイン

AppleとPeacockがMBL権利を得る

2022年シーズンからのMajor League Baseball(MLB)の放送権利を持つ会社にNBC SportsとAppleが加わった。昨年までの権利を持っていたESPN(Disney)、Fox、それにTurner Sports(WarnerMedia)の契約更新はすでに発表されていた。Foxの契約は年間$5.25億から$7.55億の増え、Turnerは$3.25億から$5.35億に増えた。Turnerの契約金は65%の増加で、TBS(Turner Broadcasting System)がポストシーズン・ゲームの殆どの権利を得た。ESPNの契約金は$7億から$5.5億に減っている。

NBC Sportsは$3000万で日曜の新たな試合時間、Appleは$8500万金曜の2試合の権利を得た。NBC Sportsは試合をPeacockで配信しするので、どちらもストリーミングでの配信となる。

SVODとFASTは統合すべきか

NBCUniversalとParamount Globalは有料のSVODサービスと無料のFAST/AVODサービスを提供している。どちらのSVODにも広告無しと広告付きの2つのプランがあり、無料のサービスにはオンデマンドとリニア・チャンネル(FAST)が含まれている。だが、提供の方法は全く異なる。ParamountはSVODはParamount+、FAST/AVODはPluto TVとして提供している。それに対して、NBCUはPeacockの名称で、SVODもFAST/AVODも提供してる。

OTTサービスの認知度

利用されているTV/ビデオサービス(多チャンネルサービス、SVOD、AVOD等すべて)の数は大きくと増えている。数年前であれば、多チャンネルサービスとNetflixの2つ、あるいはそれにAmazon Prime VideoかHuluを加えた3つであったのが、現在では多くのサービスがあり、利用

NBCUはiSpotをカレンシーに採用

NBCUniversalは5月のUpfrontからiSpot.tvをカレンシーとして採用する。NBCUは冬季オリンピックとスーパーボウルでiSpotの評価を行っていた。NBCUは平行にNielsenもカレンシーとして使い続けるが、クロスプラットフォームの取引にはiSpotをベースにする事を勧める。NielsenもクロスプラットフォームのNielsen Oneに移行中であり、2024年に現在のカレンシーからNielsen Oneに完全に移行の予定である。NBCUのGlobal Advertising & Partnershipsのトップのリンダ・ヤッカリーノは「いずれにせよ、今までのカレンシーは無くなり、それを止めることは出来ない」と語っている。