視聴者数予想ツール

NielsenのGracenoteは番組の視聴者数を予測するAudience Predictと呼ばれるツールを発表した。ツールはGracenoteのコンテンツ・メタデータとNielsenの視聴統計をベースにし、AIで番組の視聴者数、視聴者構成、リーチ、視聴時間等を異なる配信方法を含めた様々な

Amazon ChannelsとDiscovery+

Amazon Channelsは中小のSVODの市場参入を可能にするプラットフォームとしてスタートした。Amazon Channelsを利用すればサービス提供者は配信、アプリ開発、プロモーション、課金等をAmazonに任せ、コンテンツに注力出来る。しかし、データはすべてAmazonに握られ、自社によるサービス提供で得られるような細かいデータは見えない。

SVOD加入者成長が鈍化

パンダミックにより自宅にいる時間が増えた事、それにDisney+、HBO Max等の新しいSVODサービス開始のラッシュが重なったことでSVOD加入が爆発的に増えた。しかし、社会がノーマルに戻り始めると共にSVOD加入がクールダウンし始めている。Netflixのアメリカとカナダの加入者はQ3に7万人増えたが、Q2に43万人減っているので、Q1のレベルには戻っていない。

RSNはATSC 3.0のキラーコンテンツか

ATSC 3.0での放送は50以上の地域で始まっているが、視聴は進んでいない。ATSC 3.0対応のTVセットを発売しているのはSamsung、LG、Sonyの3社だけで、Vizio、TCL、Hisense等の低価格のベンダーの製品は無い。ATSC 3.0対応のテレビを持っていても、現時点でATSC 3.0で見られる放送は1.0と同じであり、特に3.0で見る意味は無い。ABC、CBS、Fox、NBC等のネットワークはATSC 3.0向けに高品質の番組を配信する予定はない。ATSC 3.0での放送を始めているNexstar、Sinclair等の放送局の独自番組はローカルニュース程度である、4Kで見る価値は少ない。

CTV広告は$144億

eMarketerによると、コネクテッドTV向けの広告市場(コンテンツに挿入されている広告とホームスクリーン上の広告)は前年から59.9%の成長をし、2021年に$144億になり、2024年には倍の$295億に達する予測している。CTV広告のプラットフォームとしては1位がHuluで21.6%