Nielsenが広告視聴を個別に測定

NielsenのこれまでのC3と呼ばれる測定は番組中の広告の平均視聴者数を放送当日と翌2日間で調べていたが、2022年前期から全米広告は個別に視聴者数の測定をする。番組の認識にはNielsen子会社のGracenoteのウォーターマーク、個々の広告の認識にはExtreme Reachのウォー

Prime Video利用増加の理由

Disney+、HBO Max等の新しいサービスの登場により、Netflixのシェアは落ちている。JustWatchによると、Q3のSVODサービスの総視聴時間におけるNetflixのシェアは27%で、Q2からは1%ポイント、1月からでは5%ポイントも減っている。しかし、Amazon Prime VideoはQ2の20%から21%に増えている。


JustWatch

ComcastがスマートTVを発売

噂通りにComcastがスマートTVの販売を開始した。欧州ではComcastが持つ多チャンネルサービス事業者のSkyがSky Glass 、アメリカではComcastがXClass TVを発売開始した。Sky GlassとXClass TVは異なる製品で、製品の目的も違う。

アドレッサブルTV広告の課題

テレビ放送の18歳以上のリーチは2017年では93%であったのが、2020年では80%に落ちている。特に減少が大きいのは18歳~34歳の層で、リーチは86%から62%へと減った。テレビ広告が失った層にリーチする為に、大画面であり、コンテンツもテレビ放送と同等であるCTVへの広告が増えている。eMarketerの統計であ2021年のテレビ放送広告の規模は$659億、CTV広告は134億で、5対1の割合になっている。2021年では4対1の割合になると同社は予想している。