新しいOTTサービスのインパクト

Disney、NBCUniversal、WarnerMedia等の大手コンテンツ事業がOTTサービスを始めたことで、利用されているOTTサービスの数は大きく増えている。Ampere Researchによるとアメリカの世帯は平均で4つのSVODに加入している。J.D. Powerの調査でも同様な結果が出ており、4つ以上のサービス利用者は2020年4月の39%から12月には50%に増えた。7つ以上のOTTサービスを利用している人は8%であったのが、13%へと増えている。SVODサービスに使う費用も月$38から$47に増えている。加入しているSVODサービスが増えれば視聴する回数も増えることになる。Leichtman Research Groupによると毎日、OTTビデオを見ている成人は2019年では50%であったのが、2020年では59%になっている。

CTVでの視聴が83%になる

Convivaの「Q4 2020 State of the Streaming」(http://bit.ly/3c3BuqE)によると北アメリカでのOTTビデオの視聴時間に占めるコネクテッドTV(ストリーミング・プレーヤ、スマートTV、ゲームコンソール)のシェアはQ2から2%ポイント増え、83%になった。内訳はストリーミング・プレーヤが57%、スマートTVが16%、ゲームコンソールが10%である。その他のデバイスのシェアはスマートフォンが8%、タブレットが4%、コンピュータが6%であった。

5年後にTV放送を見ている人は34%

AudienceProjectが行った調査(http://bit.ly/3iuj5Iy)では毎週テレビ放送を見ている人は2017年の83%から2020年には59%に減っている。それに対して、毎週ストリーミングを見ている人は2020年で80%に達している。5年後にテレビ放送を見ていると思うかの

ビデオゲーム市場は27%成長

COVID-19のおかげでビデオゲーム市場も大きな成長をした。NPDによると2020年のアメリカのビデオゲーム市場は$569億になり、2019年の$449億から27%の成長をした。最も大きな分野はゲームコンテンツ(サブスクリプション含む)で、$388億から$490億へと26%の成長をした。ゲ