コンテンツの発見方法

Hub Entertainment Researchの「Conquering Content」(https://bit.ly/36vO02B)によると、コンテンツの発見方法は多チャンネルサービスとOTTサービスでは異なる。

OTTサービスの普及により制作されるコンテンツの数は増えている。FX Networks Researchの調査では2017年と2018年に制作された脚本のある番組はそれぞれ487本と495本であったのが、2019年には532本に増えている。また、OTTで視聴されるコンテンツも増えている。お気に入りの番組を多チャンネルサービスとOTTのどちらで見るかの問に対して、2016年では多チャンネルサービスとの答えが53%であったのが、2017年にOTTが52%と逆転し、現在ではOTTが68%、多チャンネルサービスが26%と大きな差が出ている。

WarnerMediaは全映画をHBO Maxで配信

多くの映画館は閉まったままであり、映画を劇場で封切りすることが出来ない。Disneyの「Mulan」、Universalの「Trolls World Tour」等の一部の映画はOTTサービスで封切りになっているが、残りの映画は封切りが延期になったままである。スタジオはOTTで配信すべきかで頭を痛めている中、WarnerMediaは2021年にリリースするすべての映画を劇場での公開と一緒にHBO Maxで配信することを決定した。

FCC: パイ委員長退任

FCCのパイ委員長の任期は2022年までだが、政権交代時には退任するのが習わしであり、パイ委員長もバイデンが大統領に就任する1月20日に退任することを表明した。次期の委員長にはジェシカ・ローゼンワーセルが任命される可能性が高い。政権が民主党に変わることで、インターネット中立性規制が復活するで

Upfrontの状況

やっと、2020/2021年のテレビシーズンが開始した。今年のUpfrontはバーチャルで行われ、契約額は$186億で、前年の$219億から15%のダウンがあった。COVID-19の影響を考えると、15%は減少は悪い数字ではない。しかし、まだスタートが出来ていない番組もある。感染者数が増える

ComcastとTiVoが和解

2016年に始まったComcastとTiVoのDVRパテントを巡る争いが終了した。争いは2016年にComcastがTiVoとのパテント契約を更新しなかった事から始まっている。パテント契約の条件は発表されていないが、15年契約である。なぜ、急にComcastが和解をしたのかは不明だが、Xpe