スマートTVのシェア
ComScoreの「The State of OTT」(https://bit.ly/3ey42tz)によるとスマートTVによるOTTビデオの視聴が増えている。OTTビデオを視聴している世帯は2019年4月から2020年4月には8%増え、6984万世帯になっており、スマートTVでOTTビデオ
AVODサービスが普及し始めた背景にコネクテッドTV(CTV)の利用の増加がある。OTTビデオを視聴するデバイスがコンピュータ、スマートフォンからテレビになることで、有名ブランドのAVODへの広告が増えている。
コネクテッドTVにはスマートTV、それにテレビに接続されたゲーム機とストリーミング・プレーヤ等での視聴があるが、Freewheel(Comcastの広告会社)の「The Power of CTV」(https://bit.ly/37AqQXN)によるとストリーミング・プレーヤでの視聴が圧倒的で、CTVでの広告視聴の91%を占めている。販売されているテレビの70%はスマートTVであるが、広告視聴に占めている割合は4%でしかない。
Freewheel
TiVoの「Video Trend Report Q1 2020」(https://bit.ly/38gjwkx)によると利用されているビデオサービスの数は多チャンネルサービス加入者は6.9個、ストリーミングだけの人は4.9個で、それに使っている金額は多チャンネルサービス加入者は月$129、ストリーミングだけの人は$44で、平均では$113になっている。
利用しているSVODサービスはNetflixが54.7%(前年同期から0.7%ポイント増加)でトップ、2位はAmazon Prime Videoで38.8%(+7.7%)、3位はHuluで20.9%(+4.9%)となり、4位には11月にスタートしたDisney+が18.9%で入り、5位はHBO Now(8.5%)であった。