COVID-19の影響: 増えるテレビの視聴

災害などで家から出られない時は当然、テレビの視聴時間が増える。Nielsenによると2017年にテキサスを襲ったハリケーン・ハービーの上陸前後の2週間では、ヒューストン市でのテレビ視聴時間は56%増え、2016年の北東部のブリザードの時はニューヨーク市での視聴は45%増えた。Nielsen

COVID-19の影響: ニュース視聴の増加

視聴が最も増えているのはニュースである。Comscoreの調査では3月16日から20日におけるケーブルTVのニュース専門チャンネルの視聴者数は前年の同じ時から73%増えている。Samba TVによるとニュースチャンネルの視聴時間は347%も増加している。 増えているのはニュース専門チャンネル

COVID-19の影響: ストリーミングも増える

映画館は閉ざされ、TVドラマは再放送となれば、映画とドラマの視聴はストリーミングに頼る事になる。オンデマンドでも、見続ければコンテンツの選択肢は減るが、そうなれば新しいサービスを試せば良い。CivicScienceが2045人を対象に行なった調査では9%が3月9日からの2週間でCOVID-1

COVID-19の影響: ブロードバンドの利用量の増加

家庭に居る人、その時間も増えることで、ブロードバンドの利用が急増している。OpenVaultによると、多くの学校が閉鎖され、ビジネスも在宅勤務を始めた3月10日の家庭での平均ダウンロード量は5.16GBで、それ以前の平均利用量から2倍に増えている。これはOTTビデオの利用が増えたためだけでは

COVID-19の影響: 広告収入は減少

テレビ視聴、それにOTTビデオの視聴が増えているのであれば、広告も増えるはずだが、今回はそうではない。広告料の高いスポーツは、オリンピックを含めて延期になっている。旅行、レストラン等の業界はロックダウンの状況では広告をしても無意味であり、キャンセルをしている。それ以外の業界でも出費を減らすた