Rokuの成功

RokuのQ3の売上は前年同期から50%増え、$2.6億であった。売上はストリーミング・プレーヤの販売/ライセンスと、販売された製品(プラットフォーム)からの収入の2つがあり、Rokuの3230万人のアクティブ利用者がベースであるプラットフォーム収入が$1.8億で前年同期から79%の成長をしている。プラットフォーム収入としては、RokuはAVODのRoku Channelを持ち、広告を売っている以外、ストリーミングサービス事業者向けへの広告挿入の事業も行っている。しかし、それだけでは無い。Rokuのホーム画面には大きな広告スペースがあり、Netflix等が新しいコンテンツを広告している。Bloombergによると、この契約料は$100万程度である。また、RokuのリモコンにはNetflix等のサービスへのボタンがあるが、この料金は1台、$1との事である。

ケーブルチャンネルの視聴が大きく減少

OTTビデオ視聴が増え、コードカッティングが進むことで、多チャンネルサービス向けのネットワークの視聴者が大きくと落ちている。視聴者が最も多かったのはFox Newsで257万人(Live + 7日間)で、視聴者は1%増えた。2位はMSNBC(180万人)で、ニュースチャンネルが1位、2位を占めた。3位はEPSN(178万人)で、MSNBC、ESPN共に3%のダウンであった。18~49歳の層ではESPNが73万人で1位、2位はUSA Network(51万人)、3位はTNTとTBSがそれぞれ49万人でタイとなった。

衛星での地上波再送信法が終了

衛星放送事業者(AT&TのDirecTVとDish Network)に対して、地上波再送信を提供していない地域で他地域からの放送を再送信することを許可していたSTELA法が終了した。この法は5年毎に更新が必要であり、更新はされずに2019年末で切れた。4大ネットワークの放送が欠けてい

ミリ波の周波数帯域競売がスタート

FCCは3度目のミリ波のオークションを12月10日に開始した。このオークション103は37、39、47 GHz帯域で合計3400 MHzの周波数帯域を、100 MHzブロック単位で競売している。競売には35事業者が参加しており、競売額は12月20日の時点で$57.8億に達している。競売は20

世帯の50%は毎日OTTビデオを視聴

Leichtman Research Groupの調査によると、アメリカのブロードバンド世帯の50%はOTTビデオを毎日見ている。毎日OTTビデオを見ている世帯の率は2009年では16%、2014年では29%であった。OTTビデオの一日の視聴時間の中間値は3.7時間になっている。2009年で