Google TVがLiveタブを加える

Google TVはFASTサービス向けの「Live」タブを加え、Tubi、Plex、Haystack Newsからのチャンネルを加え、800以上のチャンネルを視聴可能にした。番組表はサービス事業者別ではなく、ジャンル別に並んでおり、複数のサービスからのチャンネルを縦断的に見ることが出来る。

Fire TVがFASTを加える

Amazonはリニア配信を含めた無料サービスとしてFreeveeを提供しているが、新たにFire TV向けのFASTとしてFire TV Channelの提供を始めた。Fire TVには以前からもリニアチャンネルはあったが、FASTとしてまとめ、Feeveeには無いチャンネルも加えた。Ama

DisneyはHuluを売るか

DisneyのDirect-to-Consumerへの参入戦略はよく練られた物であった。2013年にNetflixとパートナーになり、Netflixの戦略を勉強しながら、配信プラットフォームとして、Major League BaseballのMLB Advanced MediaのBAMTech Mediaを2017年に買収しする。BAMTech Media(現在、Disney Streaming)を使い、2018年にスポーツ専門のESPN+をローンチする。そして、Disneyのライブラリーを補うために、2019年にFoxの映画スタジオ、それにニュースとスポーツ以外のFX、National Geographic 等の多チャンネル向けネットワークを買収する。

YouTubeの問題

YouTubeの視聴はモバイルデバイスだけでなく、CTVでも多い。TVisionによるとCTVに最もインストールされている動画アプリはNetflix(世帯へのリーチ率61%)で、2位はYouTube(55%)である。(https://bit.ly/3mcyX8z)。しかし、視聴時間のシェアではYouTubeが16.0%でトップで、Netflixは15.3%で2位である。Nielsenの統計でもYouTubeはCTVでのストリーミング視聴の24%を占めて、トップである。

なぜRSNは破綻するのか

地域スポーツネットワーク(RSN)のBally Sportsを持つ、Sinclair Broadcasting子会社のDiamond Sportsが会社更生法適用の申請を行った。SinclairはDisneyのFox資産買収時に、FoxのRSNを$96億で購入し、Diamond Sportsにはまだ$80億の負債がある。その利子、それに球団への支払いが滞り、Diamond Sportsは会社更生法により、負債を消し、事業を継続しようとしている。AT&Tも同社のRSNのAT&T SportsNetを閉鎖しようとしており、契約をしている球団との契約破棄が不可能な場合は、破産させると発表している。