スマートTVのシェアは61%
脚本家がストライキに突入
テレビと映画の脚本家を代表する労働組合のWriters Guild of America(WGA)とスタジオ側を代表するAlliance of Motion Picture and Television Producers(AMPTE)との間の3年間の労働契約更新の話し合いは期限の5月1日になってもまとまること無く、2日の0時から脚本家はストライキに入った。WGAのストライキは1960年以来、これが7回目で、最も長く続いたのは1988年のストライキはで153日であった。スタジオは監督代表のDGA、俳優代表のSAG-AFTRA等とも契約をしているが、WGAとの交渉が早く、AMPTEはWGAとの交渉には強い姿勢でのぞむので、WGAのストライキが多くなる。
Netflixのアカウント共有対策の収入効果
最近までNetflixはアカウントを複数の世帯で共有することを容認していた。アカウントの共有は、無料の試し期間と同様に加入者を増やす効果がある。通常のプランでの同時ストリーム数は2つであり、1つのアカウントを複数の人が共有すると、アクセスが出来ない時が増え、いつでも見られるようにするにはNetflixに加入することになる。しかし、これは加入者数が増えていたから容認出来たことで、加入者の増加が減っている今、アカウント共有は大きな問題になっている。
ATSC 3.0を使った有料放送のカムバック?
地上波放送局会社のGray TelevisionはNBAのPhoenix Sunsと契約し、Sunsと女子バスケットボール・リーグのWNBAのPhoenix Mercuryの試合をフェニックス地域で地上波放送する。Sunsはこれまでは全米放送されない試合はDiamond Sports Group(DSG)の地域スポーツネットワーク(RSN)のBally Sports Arizonaで放送してきた。しかし、DSGは破産し、スポーツチームへの支払いが滞っており、SunsはDSGとの契約を破棄し、Grayと契約した(DSGは契約違反でSunsを訴えている)。GrayはMercuryの今シーズンの残り13試合とプレイオフの試合をKTVHで放送し、来シーズンの試合はKPHEで放送する。Sunsの来シーズンの試合の内、40試合はKTVH、残りはKPHEで放送する。Gray地上波で放送する以外、有料でストリーミングもする。