20年前に通過した1996年通信法は、電話端末の自由化と同様にケーブルTVサービスでもサービスと端末(STB)のアンバンドル化を求めている。ケーブルTV STBの小売を可能にする為の標準化の一環として、CASをPCカードで提供するするCableCARD規格が出来た。しかし、CableCARDのインパクトは殆ど無く、STBのレンタルは続いている。STBのレンタルコストは1加入世帯で年間$231で、市場全体では$200億になっている。
CableCARD規制は昨年の12月で失効した。しかし、通信法はサービスと端末のアンバンドル化を要求しており、新たな対策が必要になる。2月のFCC委員会で次のSTB自由化に向けた動きを開始する議案が3-2で通過した(賛成は民主党系委員3人)。
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