WBDがNBAを失う

NBAの放送権はDisneyとWarner Bros. Discovery(WBD)が持ち、DisneyはESPNとABC、WBDはTurner系のTBSとTNTが放送してきた。この契約は2024/25年のシーズンで切れる。NBAは2025年からの11年のシーズンの契約交渉を行ってきた。新しい契約では、Amazon向けのパッケージが加わり、3つになる。視聴者が多チャンネルからストリーミングに移っていることから、Amazonを配信パートナーに加えることは決定事項である。DisneyとAmazonは新しい契約にすぐに合意したが、WBDは値上げに不満を示した。しかし、WBDが返事を遅らせている隙に、NBCUniversalが残りのパッケージを奪っていた。WBDは既存の契約者として、新たな入札者と同じ条件を提示すれば、権利を得ることが出来る。この条項を使い、最後の段階でAmazonの権利を奪おうとしたが、NBAは同じ入札条件ではないとして、WBDの入札は認めなかった。

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